大阪市は2026年7月16日、公式サイトに「大雨への備えのお願い」を掲出し、なにわ大放水路の雨水ポンプ全6基が運転不能となっていることを明らかにした。これに伴い、特に大雨への備えが必要となる地域を示し、市民に警戒を呼びかけている。
ポンプ停止の経緯と影響
大阪市によると、令和8年6月26日(金曜日)から、大阪市東南部の大雨時の排水を担う「なにわ大放水路」の雨水ポンプ(6基)すべてが運転不能となっている。この状態が続く限り、大雨が降った際に排水機能が十分に発揮されず、浸水リスクが高まる可能性がある。
対象地域は、生野区、阿倍野区、平野区、東住吉区、住吉区の5区に及ぶ。さらに、住之江区・住吉区においては、なにわ大放水路が埋設されている道路(住之江通・長居公園通)沿いで、マンホールから雨水があふれ出た場合に浸水が発生するおそれがあるとしている。
市民への注意喚起
大阪市は、これらの地域の住民に対し、大雨が予想される際には早めの避難や、土のうの準備などの対策を取るよう呼びかけている。また、市の公式サイトでは、対象地域を丁目まで記載した詳細なリストを公開しており、自分の住む地域が該当するかどうかを確認できるようにしている。
なにわ大放水路は、大阪市東南部の広範囲にわたる雨水を集めて大阪湾に放流する重要な排水施設であり、その機能停止は地域の防災体制に深刻な影響を与えかねない。市は復旧作業の見通しについて明らかにしていないが、早期の対応が求められる。



