自民党議員が公営住宅で無断撮影、器物損壊容疑で書類送検
自民党議員を器物損壊容疑で書類送検

自民党所属の東京都議会議員(53)が、都営住宅の一室で無断撮影をした上、窓ガラスを割ったとして、警視庁に器物損壊などの疑いで書類送検されたことが7月11日、関係者への取材でわかった。

無断撮影と器物損壊の疑い

警視庁によると、議員は6月下旬、都内の都営住宅の一室を訪れ、許可なく室内をスマートフォンで撮影。さらに、窓ガラスを何らかの方法で割った疑いが持たれている。被害届が出たことで捜査が始まり、議員は任意の事情聴取に対し「間違いありません」と容疑を認めているという。

議員の説明と背景

議員は、この都営住宅の部屋について「空き室の状態を確認するために入った」と説明している。しかし、空き室の管理を担当する部署への事前連絡はなく、入居者や管理者の承諾を得ていなかった。都営住宅の管理規則では、無断での立ち入りや撮影は禁止されており、器物損壊はもちろん、住居侵入や建造物損壊の罪に問われる可能性もある。

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議員はこれまで都議会で住宅政策に関わる委員会に所属しており、公営住宅の実態調査を目的としていた可能性も指摘されているが、正当な手続きを踏んでいなかった。

今後の展開

警視庁は、議員の行為が悪質と判断し、書類送検とした。今後、東京地検が起訴するかどうかを判断する。自民党都連は「事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントしている。議員の所属する会派からは、議員辞職や離党の動きは現時点ではないものの、批判の声も上がっている。

この事件は、公務員でありながら法令遵守の意識が欠けていたとして、都民から厳しい視線が注がれている。

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