山梨県は31日、県営施設「清里丘の公園」(北杜市高根町清里)のオートキャンプ場で、30日にカラマツが倒木し、利用客の親子2人が軽傷を負う事故があったと発表した。施設内には、倒木の危険性がある木がほかにも10本程度あるといい、県や指定管理者では、緊急点検を行い、早急に伐採を進める。
事故の状況とけがの程度
発表によると、30日午前5時50分頃、東京都内から訪れていた家族3人が、同所にテントを張り就寝していた際、カラマツ(高さ約20メートル)がテント上に倒れ、8歳の男子小学生と父親の30歳代男性が左足や腰に打撲を負った。カラマツは地表2メートル付近で折れていたという。
事前の点検と対応の経緯
県企業局総務課によると、倒木したカラマツは、6月に指定管理者の「桔梗屋」(山梨県笛吹市)が行った点検で枯死の可能性を指摘されていたが、周辺エリアの利用停止や、注意喚起などは行っておらず、県には8月27日に行われた施設内の伐採計画をたてるための現地調査の際に報告され、伐採時期について検討を進めていたところだったという。
今後の対応
同施設では事故後、木が生えているエリア周辺を封鎖したといい、同課の古屋幸一課長は「負傷された方に対して誠心誠意対応していくとともに、ほかにも倒木の危険性がある木がないか念入りに調査していく」と話した。



