7月17日、京都の祇園祭で最大の見せ場である山鉾巡行が、4年ぶりに通常規模で行われた。前祭では、23基の山鉾が京都市中心部の都大路を練り歩き、沿道には約10万人の観客が詰めかけた。
4年ぶりの通常開催
祇園祭は京都・八坂神社の祭礼で、毎年7月に行われる。山鉾巡行はそのハイライトで、2019年以来の通常規模での開催となった。2020年から2022年までは新型コロナウイルスの影響で中止や縮小を余儀なくされ、2023年は一部規模で実施された。
今回の巡行では、先頭の長刀鉾をはじめ、各山鉾が伝統的な装飾を施され、囃子方の音色が街に響いた。観客は沿道から山鉾の勇壮な姿を写真に収めたり、手を振ったりして楽しんだ。
観客の反応と安全対策
観客からは「4年ぶりに本来の祇園祭が見られて感動した」との声が聞かれた。主催者は混雑緩和のため、一方通行の規制や警備員の増員などの対策を講じた。警察によると、大きなトラブルは報告されていない。
山鉾巡行は17日午前9時から始まり、午後にかけて行われた。一部の交差点では「辻回し」と呼ばれる山鉾を方向転換させる伝統の技も披露され、観客から拍手が送られた。
今後の予定
祇園祭は24日にも後祭の山鉾巡行が予定されており、こちらも通常規模で行われる見通し。関係者は「伝統を守りつつ、安全に開催できるよう努めたい」と話している。



