熊本県で震度7を観測した地震は4日、発生から1週間となった。家屋被害は推計を含め約1万2000棟に上り、復旧に向け12市町村に開設された災害ごみ仮置き場への搬出が本格化している。
避難と断水の状況
断水は解消せず、避難者は3日時点で155カ所の避難所に8000人超。車中泊している被災者も多い。猛暑による健康被害が危惧され、県は90カ所超の宿泊施設を確保し、2次避難を進める。断水は5市町で約4万5000戸。
政府の支援策
政府は早期復旧に向け、復旧費に対する国の支援が手厚くなる「激甚災害」と、行政手続きの特例措置を適用できる「特定非常災害」に指定する方針。200億円を超える規模の予備費使用を4日に閣議決定する。
地震の概要と被害
地震は7月28日午後4時27分ごろ発生。災害関連死の可能性がある人などを含め、死者は38人となった。うち爆発があった大型商業施設「イオンモール熊本」は7人、煙突が折れた日本製紙八代工場は9人が亡くなった。重症者は15人。
九州新幹線は熊本―鹿児島中央間で運休。一般道の損壊箇所も多数に上り、広範囲で渋滞が深刻化している。



