神奈川県川崎市で、ウメやモモなどの樹木を食い荒らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の被害が拡大している。これを受け、川崎市は7月14日、市民からの発見情報を集める専用フォームを開設した。報告者には抽選で、ドラえもんの特別カバーが付いた「地球の歩き方 川崎市」や市のオリジナルエコバッグなどが贈られる。
発見報告の対象と方法
情報募集の対象は、クビアカツヤカミキリの幼虫および成虫、さらに幼虫のフンと木くずが混ざった「フラス」と呼ばれる排出物の3種類。発見日時や場所を専用フォームまたは電話で報告すると、抽選で特典がもらえる。専用フォームでの募集期間は8月末まで。市企画課の直通電話(044-200-3720)でも受け付けている。
初動対応の重要性
市企画課の内田洋平課長は、「クビアカツヤカミキリが定着すると、駆除に相当な時間と費用がかかるため、初動が極めて重要だ。夏休み期間中に多くの人の目を借りて情報収集を進めたい」と述べている。6月末に初めて発見されて以降、すでに数件の情報が寄せられており、中には駆除に成功したケースもあるという。
クビアカツヤカミキリの脅威
クビアカツヤカミキリは、ウメ、モモ、サクラなどバラ科の樹木を加害する特定外来生物。幼虫が樹木内部を食い荒らし、最終的には木を枯らしてしまう。日本では近年、関東地方を中心に分布を広げており、農業や景観への深刻な影響が懸念されている。川崎市では、早期発見・早期駆除を徹底するため、市民の協力を呼びかけている。



