JR西日本、安全装置の作動せずを非公表 大阪・鴫野駅で転落事故検知されず
JR西日本、安全装置作動せずを非公表 大阪駅で転落事故 (27.02.2026)

JR西日本、転落検知装置の作動せずを非公表 大阪・鴫野駅で事故発生

JRおおさか東線の鴫野駅(大阪市城東区)で昨年6月、乗客がホームから線路へ転落した際、転落を検知する安全装置が作動していなかったことが、JR西日本への取材で明らかになりました。幸いにも、けが人は報告されていません。同社はこの安全装置について、「仕様上、検知できないケースがあり、故障ではない」と説明し、これまで公表していなかったことが判明しました。

「ホーム安全スクリーン」の仕組みと課題

この安全装置は「ホーム安全スクリーン」と呼ばれ、ホームの屋根に取り付けたセンサーが線路への人の転落を検知し、駅員や接近する列車の乗員に非常灯で知らせる仕組みです。しかし、JR西日本によると、昨年6月の転落事故では、乗客が線路に落ち、周囲の乗客が救助するまでの間、装置は一切作動しませんでした。

装置は、落下時の人の動きなどから転落事案かどうかを判定しており、今回のケースでは転落と判定されなかったとされています。JR西日本は取材に対し、「原因を詳細に分析し、検知の精度を高めていく方針です」と述べ、改善を約束しました。

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代替措置として29駅に設置済み

JR西日本は、線路への転落事故防止のためにホーム柵の設置を進めていますが、設置完了まで時間がかかることから、代替措置としてこの安全装置の導入を推進しています。2025年3月末までに、関西地域を中心に29駅に設置が完了しており、今回の事案はそのうちの一つで発生しました。

この非公表問題は、公共交通の安全対策における透明性の重要性を浮き彫りにしています。JR西日本は今後、装置の性能向上に加え、情報開示のあり方についても再検討が求められるでしょう。

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