兵庫県南あわじ市の観光施設「淡路ファームパーク・イングランドの丘」は10日、国内最高齢のコアラ「のぞみ」(雌、18歳)が8日夜に老化による消化管機能不全で死んだと発表した。コアラの寿命は約15歳とされ、のぞみは人に例えると約90歳だった。
西オーストラリア州から来園
施設によると、のぞみは2008年に西オーストラリア州のヤンチャップ国立公園で誕生。兵庫県と同州の友好提携30周年を記念し、2011年に来園した。
昨年の秋頃から、食べた餌をうまく消化できずに腹にガスがたまるような状態が続いていた。前日まではいつも通りの様子で餌を食べていたが、8日午後からだんだんと元気がなくなっていったという。
献花台設置へ
施設は18日から当面の間、献花台を設ける。担当者は「甘えん坊な性格で我が子のようだった。飼育員に抱きかかえられたまま、安らかに眠る最期だったので悔いはない」と悼み、「SNSでも人気を集めていたので多くの人たちにかわいがってもらったコアラだった」と振り返った。
国内最高齢は「だいち」に
のぞみの死で、施設で飼育されている「だいち」(雄、12歳)が国内最高齢となる。



