岩手県奥州市の小売店「コープAterui(アテルイ)」で、市内の中学生のみでの入店を禁止する措置が始まった。いわて生協が1990年の設立以来、初めての対応となる。
昨年夏から中学生がたむろ
同生協広報室によると、昨年夏ごろから、テーブルや椅子が置かれた店舗2階の休憩スペースを中心に、中学生がたむろするようになった。数十人が集まって床や通路に座り込んだり、大音量で音楽を流したりする迷惑行為のほか、来店客に暴言を吐くケースもあったという。
警察相談も改善せず、苦渋の決断
生協は県警に相談して巡回を依頼するなどしたが、改善されなかった。このため、市内の全7中学校に事前に通知し、8月10日から来年3月末まで、保護者か引率する成人がいない場合、中学生の店舗敷地内への立ち入りを禁止とした。生協の担当者は「今回の措置は苦渋の決断。店舗を利用する人が不安に思う状態だった」と話した。
市教委は支援の方針
奥州市教育委員会は「学校で教育するための支援を行っていく」としている。



