イスラエル軍は6日、ガザ市にある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の施設を砲撃した。この施設には避難民が身を寄せていた学校が含まれており、多数の死傷者が出ているとみられる。
学校に直撃、多数の死傷者
UNRWAの広報担当者によると、砲撃を受けたのはガザ市の北部にある同機関の施設で、避難民が避難していた学校の校舎が直撃された。現時点で正確な死傷者数は不明だが、多くの負傷者が病院に搬送されている。
イスラエル軍は声明で、「ハマスの拠点を標的にした」と主張しているが、国連施設への攻撃は国際法違反の可能性がある。国連のアントニオ・グテーレス事務総長は「強い衝撃を受けた」と述べ、即時停戦を呼びかけた。
避難民の窮状
ガザ地区ではイスラエル軍の攻撃が続いており、多くの住民が避難を余儀なくされている。UNRWAの施設は避難民の最後のよりどころとなっていた。今回の砲撃で、避難民の間で恐怖と怒りが広がっている。
現地からの報告によると、砲撃後、負傷者を乗せた救急車が病院に向かう姿が確認された。病院は負傷者で混雑しており、医療物資の不足が深刻化している。
国際社会の反応
アメリカ国務省は「民間人を守るため、あらゆる努力が払われるべきだ」と述べ、事態の詳細を確認していると発表した。一方、エジプトやカタールなど仲介国は停戦交渉の再開を呼びかけている。
イスラエル軍は、ハマスが学校周辺にロケット発射台を設置していたと主張しているが、国連は「施設の民間人保護の地位は尊重されるべきだ」と反論している。



