北海道警のまとめによると、道内の日本百名山(9山)で過去5年間(2021~2025年)の夏山シーズン(7~8月)に発生した遭難は、全体の半数を超え、発生時間帯の約7割が午後に集中していることがわかった。
遭難件数が多い山は?
遭難件数が多い順に、羊蹄山(20件)、利尻山(16件)、旭岳(14件)、トムラウシ山・十勝岳・羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳(いずれも10件)、幌尻岳(9件)となっている。
原因別では転倒が最多
遭難原因別の発生人数では、転倒が60人で最も多く、全体の3割近くを占めた。以下、道迷い(32人)、熱中症・脱水と疲労(いずれも29人)と続く。
道警は、利尻山や羊蹄山、羅臼岳、トムラウシ山は入山から下山まで約9時間かかるため、十分な体力と余裕のある行程が必要だと指摘。下山時には疲労や集中力低下から転倒や道迷いが起きやすいと注意を促している。
道警は「気持ちの緩みも遭難につながる」として、「登山口に戻るまで気を抜かないでほしい」と呼びかけている。



