暖かく湿った空気が前線に流れ込んだ影響で、埼玉県内は21日、1時間当たりの雨量が100ミリを超える猛烈な雨に見舞われた。道路の冠水が相次ぎ、車の水没を訴える110番が相次いだ。
1時間に110ミリの雨を観測
気象庁のレーダー解析によると、さいたま市周辺では21日午後4時20分までの1時間に110ミリの雨を観測。同庁は災害の危険性が高まっているとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
上尾市やさいたま市で冠水相次ぐ
道路の冠水が相次いだのは、同県上尾市やさいたま市。県警によると、同日午後7時までに「車両が水没した」という趣旨の110番が22件あった。
同市北区の埼玉新都市交通ニューシャトル吉野原駅前では、乗用車1台が水につかって動けなくなった。運転していた40歳代男性会社員によると、午後5時頃、突然激しい雨が降り始めたという。
車がくぼんだ形状の地点にさしかかったところ、タイヤが水につかり始め、その後、エンジンが停止。ドアノブまで水位があったため、窓から外に飛び出たという。男性は「千葉の大雨が頭にあり、命の危険を感じた」と話した。



