第6回全国高校軽音楽部大会「we are SNEAKER AGES(スニーカーエイジ)」の関西地区グランプリ大会が8月21日、大阪市中央区の松下IMPホールで開催された。大阪府勢は阪南大高がグランプリを獲得し、芦間、大阪ビジネスフロンティアの3校が全国大会(12月27日、大阪市北区のグランキューブ大阪)への出場権を勝ち取った。
阪南大高がグランプリ
阪南大高はシンガー・ソングライターの西浦達雄による「オレたちの純情」を披露した。約25年前に甲子園中継のエンディングで使われたこの曲を、ボーカル5人が情感を込めて歌い上げた。リーダーの中井心優さん(18)によると、代表顧問の丹波陽教諭(59)が来年3月末で定年退職する。丹波教諭は30年以上にわたり同校のスニーカーエイジに携わってきた。丹波教諭は「(全国大会で)子供たちが、阪南大高の音楽を精いっぱい届けてくれればそれで十分」と語った。ギター担当の河内俊輔さん(17)は「阪南大高のスニーカーエイジに対する愛を、多くの人に伝えたい」と意気込んだ。
芦間・大阪ビジネスフロンティアも全国へ
芦間はキーボードとボーカルだけの静かな演奏から始まり、2番で一気にボルテージを上げた。人気歌手バウンディの「呼び声」を大幅にアレンジし、サビでは再びキーボードだけの静かな演奏になると、ボーカルが歌うのをやめ、客席の応援団が歌いだすというユニークな演出で盛り上げた。2年生の部長、小谷果穂さん(17)は「自分たちでアレンジは考え、応援団の歌は先生の提案を受けて皆で検討して決めました。めっちゃ声出してくれて今までの何倍もいい演奏だった」と笑顔を見せた。夢を追う曲ということもあり、「見てくれた人が夢を追うことの背中を押せるような演奏をしたい」と全国大会を見据えた。
大阪ビジネスフロンティアはYOASOBIの「あの夢をなぞって」を演奏。ボーカルの3年生、南紗耶奈さん(17)は「軽音人生の積み重ねを全部出しきれました。いままでで一番いい演奏だった」と感極まった表情で振り返った。オレンジのカーディガンを着た南さんを、応援団がオレンジのペンライトで応援する演出で魅了した。「花火がテーマの曲なので模索した結果、オレンジが花火の色になった」と南さん。全国の舞台に「ドキドキするような演奏で、頑張ることの素晴らしさを見ている人、全員に届けたい」と目標を掲げた。



