阪急電鉄、中づり広告を来年4月に全線で終了…関西大手私鉄で初
阪急電鉄、中づり広告を来年4月に全線で終了…関西大手私鉄で初

阪急電鉄は14日、電車内の中づり広告の掲出を来年4月4日に全線で終了すると発表した。読売新聞が関西大手私鉄5社に取材したところ、中づり広告を廃止するのは5社で初めて。

100年以上の歴史、背景にスマホ普及

阪急電鉄によると、中づり広告は遅くとも1925年頃に始まり、商品などの宣伝や沿線の情報を伝えてきた。近年はスマートフォンの普及で広告の需要が減ったほか、「落ち着いた空間で過ごしたい」という乗客の声もあり、省資源化も踏まえて廃止を決めた。年間約83万枚分の紙や印刷資材が節約できるという。

阪急電鉄のコメントと他社の動き

阪急電鉄は「今後もお客様に選ばれる快適で質の高い鉄道サービスの提供と環境負荷の低減の両立を図りたい」としている。

中づり広告を巡っては、週刊誌の「週刊文春」と「週刊新潮」が2021年、インターネットで展開する電子版に宣伝費を投入するとして取りやめている。