岐阜県白川町で、定期運行する町営バスに野菜などを載せ、20キロ以上離れた同町河東の直売所「白川野菜村チャオ」へ輸送する「貨客混載」の実証実験が進められている。
高齢化対策と収入源に
高齢化が進む地域で、生産者の労力軽減や輸送効率化が期待されるほか、配送料が町営バスの収入となる利点もある。
町南東部の黒川地区では、農業研修・交流施設「黒川 Maruke(マルケ)」が集荷場所を担う。生産者は午前8時までに収穫した農産物を持ち寄り、販売可能な状態でコンテナ箱に詰める。運転手が黒川地区発のバスにコンテナを積み込み、直売所へ届ける。
対象はチャオ出荷会員で、最大4箱まで運搬可能。配送料はコンテナ1箱100円だ。
生産者の声
卵と竹酢液を持ち込んだ有田豊さん(57)は「これまで、たくさん持っていかないと損だったが、少量を出す時には助かる」と話している。



