広島市安佐動物公園(広島市安佐北区)で6月末、4匹のチーターの赤ちゃんが誕生した。4匹は、オスの「ジルコ」(14歳)と、今年2月に来園したメスの「ルーシー」(5歳)との間に生まれた。同園によると、赤ちゃんの公開時期は未定だが、活発に歩きまわるなど順調に育っているという。
高齢オスの繁殖成功
赤ちゃんチーターはオス2匹、メス2匹で、6月28日深夜から29日朝にかけて誕生。父親のジルコは「野生では生存していることがまれ」(飼育関係者)というほどの高齢での繁殖成功例となった。
同園は、繁殖につなげるための工夫を凝らしてきた。展示場では午前と午後でジルコとルーシーを入れ替え、互いを意識するようにした。その結果、ルーシーが妊娠した可能性が6月中旬にわかったという。
初産の母の育児
ルーシーは出産後、赤ちゃんに授乳したりなめたりするなど、かいがいしく子育てをしてきた。7月20日時点で、4匹の赤ちゃんの体重は1480~1610グラムにまで育った。
同園の飼育員・薬師寺康生さんは「(ジルコが高齢で)これがラストチャンスと思っていたので無事に生まれて良かった。ルーシーにとっては初産で、気が抜けなかった」と振り返る。
4匹の名前は今後、公募や人気投票などを行って決めることも検討している。



