イラン関連ハッカー集団、FBI無人機ハッキング主張とW杯脅迫
イラン関連ハッカー集団、FBI無人機ハッキング主張とW杯脅迫

イランとつながりのあるハッカー集団が、米連邦捜査局(FBI)の無人機(ドローン)をハッキングしたと主張し、今週開幕したサッカーW杯北中米大会を標的にする脅迫を行っていることが、12日に監視団体の発表で明らかになった。米テロ組織監視団体SITEインテリジェンス・グループは、ハッカー集団「ハンダラ」による声明を公開。その中でハンダラは、FBIが運用するFPV無人機(一人称視点ドローン)が捉えた「すべての映像とすべての容疑者」のデータに「数か月前から」アクセスしていたと主張している。また、これらの無人機には対テロ対策として導入された顔認識機能やナンバープレートの識別機能が備わっていると述べている。

W杯を標的にした脅迫

SITEが引用した声明の中でハンダラは、「W杯の警備を強化したほうがいい。われわれは一部のチームがまったく気に入らない。忘れるな、FPVはどこにでもある。いつお前たちのチームのバスに飛び込んでくるか分からないぞ」と脅しをかけた。ハンダラは、ハッキングした無人機から取得したとされる写真や映像を公開しているが、SITEはその主張に異を唱えている。

証拠動画の信憑性に疑問

SITEによると、ハッキングの証拠とされる動画の一つは、実際には2024年12月に、あるソフトウエアプラットフォームが技術活用をプロモーションするために制作したものだったという。11日に開幕した米国、カナダ、メキシコ共催のW杯は過去最大の規模で行われており、米国内の試合会場や関連のファンイベント会場の上空では、無人機の使用は禁止されている。FBIは、不審な飛行物体を防ぐため、W杯のスタジアム周辺に無人機を配備している。

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