東京都内で震度5弱の地震、津波の心配なし
東京都内で震度5弱の地震、津波心配なし

11日午前、東京都と埼玉県で震度5弱を観測する地震が発生した。気象庁によると、震源地は埼玉県南部で、震源の深さは約60キロ。地震の規模を示すマグニチュードは5.4と推定される。この地震による津波の心配はないという。

各地の震度と影響

気象庁の発表によると、震度5弱を観測したのは東京都板橋区、埼玉県さいたま市見沼区・岩槻区、蓮田市、宮代町など。震度4を東京都千代田区、新宿区、渋谷区、埼玉県川口市、蕨市、戸田市などで観測。このほか関東地方の広い範囲で震度1から3を記録した。

東京都内では、地震発生直後から一部の鉄道で運転を見合わせるなどの影響が出た。JR東日本によると、東北新幹線や上越新幹線などで一時運転を見合わせ、安全確認を行った。在来線でも一部区間で遅れが生じた。埼玉県内では、地震による停電や火災の報告はないという。

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気象庁の見解と注意点

気象庁の担当者は「今回の地震は、プレート境界で発生したものとみられる。今後1週間程度は同程度の地震に注意してほしい」と述べた。また「震度5弱程度の地震では、建物の倒壊などの大きな被害は通常発生しないが、古い建物や耐震性の低い建物では注意が必要」と注意を促した。

地震発生時、東京都内のオフィスや商業施設では、一時的にエレベーターが停止するなどの影響が報告された。特に高層ビルでは、長周期地震動による揺れが大きくなる可能性があるため、気象庁は「地震が収まった後も、落下物などに注意して行動してほしい」と呼びかけている。

過去の地震との比較

気象庁のデータによると、東京都内で震度5弱以上の地震が観測されたのは、2021年10月以来約5年ぶり。2021年の地震では、東京23区で震度5強を記録し、一部で負傷者が出た。今回の地震では、現時点で大きな被害の報告はないが、気象庁は引き続き情報収集を続けている。

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