千葉県内の生活道路、法定速度30キロに引き下げ 一般道の77%が対象
千葉県内の生活道路、法定速度30キロに 一般道の77%が対象

千葉県内の住宅街などにある道幅の狭い「生活道路」の法定速度が9月1日から、時速60キロから30キロに引き下げられた。県内の一般道約3万7600キロメートルのうち、77%の約2万9000キロメートルが対象になるとみられ、県警が速度の順守を呼びかけている。

対象となる道路の条件

対象となるのは、中央線や分離帯などがない一般道。幅員5.5メートル以上の道路には原則として中央線が設けられるため、幅員5.5メートル未満の道路が主な対象となる。

国土交通省の道路統計年報によると、県内の一般道で幅員が5.5メートル未満の道路は約2万9000キロメートル(2024年3月末時点)。標識などで最高速度が20キロや40キロなどと指定されている道路は、指定に準ずる。

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事故を受けた速度引き下げ

県内では2021年6月、八街市の市道で児童5人が飲酒運転のトラックにはねられ、死傷する事故が起きた。事故現場は中央線がなく、制限速度は時速60キロだった。事故後、30キロに引き下げられた。

歩行者の行き来がほとんどない生活道路もあり、県警は4~5月、最高速度を30キロ以上にすべき道路を調査した。住民の意見などを踏まえながら、最高速度の変更を検討していく。

県警の呼びかけ

交通規制課の中村信貴課長代理は「時速30キロ以下だと、事故の致死率が大きく下がる。今後は標識だけでなく、中央線の有無や路面標示も確認し、適正速度で運転してほしい」と話している。

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