長野スキー場リフト事故、女性が宙づりで17メートル移動し死亡…救助まで15分
長野スキー場リフト事故、女性が宙づりで17m移動し死亡

長野スキー場リフト事故、女性が宙づり状態で17メートル移動し死亡

長野県小谷村のつがいけマウンテンリゾートで先月30日に発生したリフト死亡事故について、新たな詳細が明らかになった。事故では、女性がリフトから降車できずに宙づり状態となり、約17メートル進んだ地点でリフトが緊急停止した。雪面に女性を降ろすまでには約15分かかり、オーストラリア国籍の22歳女性が死亡した。

事故の経緯と緊急対応

国土交通省北陸信越運輸局への取材によると、事故はリフト降車時に発生した。女性は背負っていたリュックの留め具がリフトに挟まり、降りられなくなったとみられる。リュックの胸部ベルトが装着されたままの状態で、女性は雪面から約8メートルの高さで宙づりとなった。

リフトは女性が宙づり状態のまま約17メートル進んだ後、監視室内のスタッフが緊急停止ボタンを押して停止させた。同運輸局は、事故発生直後に運営会社の「栂池ゴンドラリフト」から報告を受けたという。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

救助活動と運営会社の見解

女性を雪面に降ろすまでの救助活動には約15分を要した。運営会社の担当者は取材に対し、緊急停止や救助について「業務上滞っていたという認識はない」と述べている。リフトの近くには乗客の安全確認のための監視室が設置されており、事故当時もスタッフ1人が配置されていた。

死亡したのは、デイ・ブルック・エラさん(22)で、オーストラリア国籍であることが確認されている。事故の原因はリュックの留め具がリフトに挟まったことによるものと推測され、詳細な調査が進められている。

安全対策と今後の課題

この事故は、スキー場のリフト安全対策に改めて注目を集めている。監視室の存在や緊急停止システムは機能したものの、救助までの時間が課題として浮き彫りになった。国土交通省や関連機関は、再発防止に向けた対策を検討する方針を示している。

つがいけマウンテンリゾートでは、事故後も通常営業を続けているが、利用者への安全啓発を強化する動きが出ている。リフト利用時のリュックや装備の取り扱いについて、より明確なガイドラインの必要性が指摘されている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ