山形県警山形署は22日、クマの嫌がる音をパトカーから流し、山に追い返す「クマ“ハイプレス”作戦」を始めた。花笠まつりなど夏のイベントが増える時期に、住民や観光客の危険防止を図る。山形県内初の試みという。
サッカー用語から命名、猟犬の鳴き声や銃声を活用
作戦名は、サッカーで積極的にプレッシャーをかける「ハイプレス」にちなんで命名した。東京のアプリ制作会社が開発した実際の猟犬の鳴き声や銃声の音源を活用。クマの嫌がる約100~130ヘルツで、目撃場所周辺で流して追い払うという。
観光地・山寺地区で初の作戦展開
同日は、目撃が相次ぐ観光地の山寺地区で作戦が開始され、パトカーから独特な音が響いた。
同署の菅井幸子地域官は「これまでは人の声で広報していたが、音源によるさらなる効果が期待できる。クマに人の生活圏を知らせていく」と話した。



