兵庫県加西市議会は16日、高橋佐代子副議長(78)が市職員に対しハラスメント行為を行ったとして、市議会ハラスメント防止条例に基づき、文書による注意と指導を行ったと発表した。副議長は職員の体を触ったり、被害の口止めをしたりしていたという。
2023年以降の行為内容
議会事務局によると、高橋副議長は2023年以降、職員と会議室の通路ですれ違った際に尻を触り、シャツがズボンから出ていないにもかかわらず「シャツが出ている」と話し、ズボンの中に手を入れるなどの行為に及んだ。また、複数回にわたり口止めを行い、「(ハラスメント相談担当部署の)総務(課に)言わんとってよなあ。なんぼでもお金積むさかいな」などと発言していたという。
通報から認定まで
職員が今月上旬に議会事務局内の相談窓口に通報。その後、審査会がハラスメントと判断した。読売新聞の取材に対し、高橋副議長は「弁護士に相談している。コメントは差し控えたい」と話した。
条例制定後初のケース
同条例に基づくハラスメントの認定や議員名の公表は、2024年の条例制定以来初めてとなる。加西市議会は再発防止に向け、議員への研修強化を検討している。



