盛岡市の無職の女(20)が、ハムスター30匹を足で踏み潰して殺したとして動物愛護法違反に問われた初公判が23日、盛岡地裁(小坂茂之裁判官)で開かれ、女は起訴事実を認めた。検察側は拘禁刑1年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審した。判決は11月6日に言い渡される。
共謀した男の指示で犯行か
冒頭陳述などによると、女は3月22日、県立宮古水産高校職員の男(36)(同法違反で公判中)と共謀し、滝沢市内のホテルでハムスター30匹を足で踏み潰すなどして殺したとされる。女は男の指示でハムスターを踏み殺し、男はその様子を撮影した動画を販売。女は約4万円の報酬を得ていた。
検察は残虐性を指摘、弁護は情状酌量求める
検察側は論告で「ちゅうちょなくハムスターを踏み潰した犯行は残虐極まりなく、生命に対する畏敬の念が感じられない」などと指摘。一方、弁護側は「踏むことに抵抗はあったが、男の指示を断り切れなかった。明確な殺意はなかった」と情状酌量を求めた。