不正アクセスによる個人情報の流出が相次ぐ中、すでにサービスを解約した人の情報まで漏れてしまうケースが確認されている。カーシェアサービス「タイムズカー」では、運転免許証などの本人確認書類が解約後も7年間保存されていた。
タイムズカーで660万件、免許証画像も160万件流出
タイムズカーの運営会社を傘下に持つパーク24は9月末、システムが外部からの不正アクセスを受け、退会者を含めて約660万件の会員情報が流出したと発表した。より深刻な運転免許証の画像など本人確認書類の流出は、160万件に上る。
ブックオフグループホールディングスでも638万人分の個人情報が流出し、うち21万人が退会者だった。ペット用品通販のチャームでは、すでに退会した約2万5千人分のデータの大部分が流出したという。
なぜ退会者のデータが残るのか
サービスを解約したにもかかわらず、なぜデータが残っているのか。パーク24は、解約後も7年間保存していたことを明らかにしている。
企業のデータ消去は法律上「努力義務」とされており、退会者の情報をいつ削除するかは各社の判断に委ねられているのが現状だ。今回の流出を受け、企業のデータ管理の在り方が問われている。