福岡県警は28日、特殊詐欺の被害金の一部を受け取ったとして、ベトナム国籍の会社役員(50)と事務職の女(57)を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕したと発表した。逮捕されたのは、神奈川県大和市に住む会社役員と、秋田県美郷町の事務職の女。会社役員は秋田県大仙市の農業機械販売会社の代表で、女は別会社で同社の経理業務を担当していた。
被害金752万円を受領した疑い
発表によると、2人は共謀して去年11~12月、何者かが女性2人からだまし取った特殊詐欺の被害金の一部計752万円を、農業機械販売会社の口座で受け取ったとされる。2人は「詐欺の被害金だと知らなかった」などと容疑を否認している。
マネーロンダリングの可能性も
同社は農業機械をベトナムなど海外に輸出しており、代金が国内の借名口座から入金されていたことから発覚。県警は、2人がベトナム人による匿名・流動型犯罪グループ(匿流)に関与し、マネーロンダリング(資金洗浄)を行っていたとみて捜査している。



