熊本地震の被災地支援のため、長崎県雲仙市から熊本県宇城市の避難所に派遣された職員2人が26日、金沢秀三郎市長らに現地の状況を報告した。酷暑と断水の中で生活再建に取り組む被災者を目の当たりにし、「水の大切さを思い知った」と振り返った。
水循環型シャワーで被災者と交流
政策企画課の原口尚也係長は、宇城市小川町の避難所で水循環型シャワーの管理を担当。自宅避難者を含め1日20~30人が利用した。慣れない機器の操作に苦労しながらも被災者と交流し、自宅の片付けで汗まみれになり疲れ果てた様子だった被災者が、利用後には元気な笑顔を見せていたといい、「シャワー、お風呂の支援がいかに重要かがわかった」と話した。
物資搬入と配布の課題
防災安全課の川西賢主査は、同町内の別の避難所で支援物資の搬入や弁当の配布を担当。個人からの物資寄付が多かった一方、冷凍食品などは断らざるを得なかったことや、日々搬入される物資のため倉庫内の場所確保に知恵を絞ったことを振り返り、「お弁当や水の配布を皆さんとても喜んでいた」と語った。



