災害などの緊急事態に備えた事業継続計画(BCP)を策定済みの大分県内企業が2割弱にとどまることが、帝国データバンク大分支店の調査で分かった。背景には策定するノウハウや人材の不足があるとしている。
調査の概要と結果
調査は5月末までの2週間、インターネットで県内企業220社を対象に実施し、74社(33.6%)から回答を得た。毎年5月に行っているが、今回は「策定している」とした企業が前年比2.1ポイント減の18.9%だった一方、「策定していない」としたのは同4.5ポイント増の43.2%だった。
策定に前向きな企業の割合
「策定している」、「現在、策定中」(6.8%、前年比0.3ポイント増)、「策定を検討している」(21.6%、同2.6ポイント減)を合わせた策定に前向きな企業の割合は47.3%で、全国平均(50.5%)を下回った。
想定されるリスクと対応策
前向きな企業に対して複数回答で、想定しているリスクを尋ねると、「自然災害」と「情報セキュリティー上のリスク」が半数を超えた。実施済みや検討中の対応策については「情報システムのバックアップ」と「従業員の安否確認手段の整備」が6割に上った。



