山形県は4日、有毒部位のひれが付いた状態のフグの加工品が、鶴岡市内で販売されていたと発表した。市内の産直店3店舗で販売されており、少なくとも96パックが購入されたという。県は食べずに返品するよう呼びかけている。
販売された商品と店舗
県食品安全衛生課によると、商品は同市三瀬己の旅館「仁三郎」が加工製造したフグのフライと南蛮漬けの総菜品。JA鶴岡ファーマーズマーケットもんとあ~る駅前店、同白山店、産直あぐりで販売されていた。
2日に庄内保健所に通報があり、県が調査。現時点で健康被害の報告はないという。
有毒部位と健康リスク
使用したフグは皮に毒があるコモンフグとみられ、皮の一部にあたるひれの販売は食品衛生法で禁止されている。食べると短時間でまひ症状が表れ、重症の場合は死亡することもある。
事業者の説明と経緯
仁三郎の担当者は県の聞き取りに対し、「ひれが皮に含まれているとは思っていなかった」と説明している。同社は5年ほど前からフグなどの加工製造を行っていたという。



