横浜駅西口のシンボル「相鉄ムービル」37年の歴史に幕、閉館
横浜駅西口「相鉄ムービル」37年の歴史に幕、閉館

横浜駅西口の複合施設「相鉄ムービル」が9月30日、37年の歴史に幕を閉じ、閉館した。同施設は昭和63(1988)年11月、地上6階建て、延べ床面積約1万3600平方メートルで開業。5つのスクリーンを備えた映画館を中心に、ライブハウスや飲食店など17テナントが出店し、横浜駅西口のシンボルとして親しまれてきた。

最終日はセレモニーで締めくくり

相鉄グループは「横浜駅西口大改造構想」とする再開発計画を発表しており、隣接するライブハウス「1000クラブ」と飲食店が集まる「横浜西口一番街」も同時に閉館する。最終日となった9月30日は午後4時から「ニュー・シネマ・パラダイス」が最終上映。終了後の閉館セレモニーでは過去の写真のスライドや来場者から寄せられたメッセージなどが上映された。

支配人があいさつ、訪れた人々の思い出

壇上ではムービル・泉慎太郎支配人が「ムービルの建物は役目を終えるが、ここで見た映画の感動や大切な方と過ごした時間、ささまの思い出は決してなくならない」とあいさつした。横浜市旭区から来た女性(42)は「小さい時からジブリやディズニーをなど多くの映画をみてきた。ムービルはスクリーンが大きく客席も多く、新しい映画館にない良さがあった。これからどこで見ればいいのかな」と感慨深げに話した。

壁画マンガ完結、今後のイベントも

閉館に向け7月から館内の壁やガラス窓などにマンガや物語を描き続けた壁画マンガ「週刊ムービル~ムビィの大活劇」が閉館日に完結した。10月3、4日には横浜にゆかりのある短編映画上映や、館内各所でのストリートライブなどの「Story Crossing ArtFes」が開催され、完成した壁画マンガも見ることができる。