イラン南部ミナブのシャジャレイェタイエベ小学校を2月28日、空からの攻撃が襲い、校舎の大半が崩壊して403人の全校児童のうち120人が死亡した。米国とイスラエルがイランへの先制攻撃に踏み切った日で、米軍のトマホークミサイル2発が校舎を直撃したと疑われている。
半年たっても続く捜索
それから半年。今も作業員たちが現場に積み重なったがれきを掘り起こす作業を続けている。かろうじて残った建物の一部は鉄筋がむき出しになり、ピンクと黄緑の明るい色で塗られた内壁が目に入る。
「最近見つかったものです」。学校のイスラム教指導者を務めるガンバル・ハネザルさん(47)が小さな黒い片足分の運動靴を見せてくれた。校舎の周囲には犠牲になった子どもたちの写真が掲示されており、ハネザルさんは一人の男の子の写真の前に移動して「この子のものだった」と指し示した。
遺体の一部はDNA鑑定へ
攻撃で子どもたちは吹き飛ばされたり、崩れた校舎に押しつぶされたりした。見つかった遺体の一部はテヘランにある法医学研究所に送られてDNA型鑑定を受ける。7月には65の遺体の一部が調べられ、35人のものだと特定された。
捜索作業は休日もなく続いている。8月半ばにも、がれきの下から小さな子どもの手が見つかったという。責任者の男性(45)は「遺体の一部や形見が見つかる限り、続ける」と話す。



