脚本家の倉本聰さんが18日に91歳で死去した。倉本さんは1977年に北海道富良野市へ移住し、同市を舞台に数々の名作を生み出した。フジテレビは28日、追悼のコメントを発表した。
「北の国から」が富良野を観光地に
特にフジテレビ系ドラマ「北の国から」は、厳しい自然の中で生きる主人公・黒板五郎と、息子の純、娘の蛍の成長を描いて大ヒット。同市が日本有数の観光地となるきっかけとなった。
2021年には、同市の新富良野プリンスホテルの敷地内に、ドラマの放送開始40周年を記念したミニ資料館がオープンした。
富良野の関係者「心から残念」
同ホテルでセールス&マーケティング部門支配人を務める谷口晶彦さん(61)は「ホテルのバーやカフェのデザインやメニューにもアドバイスをくださった。従業員は皆、倉本先生と作品のファン。夏にホテルを利用された時はお酒も召し上がっていた。富良野を全国的に有名にしていただいた。心から残念に思います」と話した。
フジテレビがコメント発表
フジテレビは28日、以下のコメントを発表した。
「倉本さんには、『北の国から』をはじめとする数々の作品を通じて長年にわたりお世話になり、当社のドラマ制作の発展に多大なご貢献をいただきました。人間や社会を深く見つめる確かな視点と豊かな表現力によって生み出された作品は、多くの視聴者の皆さまの心に深く刻まれています。長年にわたるご功績に深く敬意を表するとともに、ご家族ならびに関係者の皆さまに心よりお悔やみ申し上げます」