札幌市厚別区の住宅で女性の遺体が見つかった事件で、北海道警札幌厚別署は11日、同区に住む自称アルバイト従業員の岡本優斗容疑者(33)を殺人容疑で緊急逮捕した。
北海道警察本部の発表によると、岡本容疑者は同日午後2時ごろ、厚別区青葉町の自宅で、札幌市西区山の手に住む看護師・佐藤紗菜さん(22)の頭などを金づちで複数回殴り、殺害した疑いが持たれている。
2人は交際関係にあったとみられ、事件発生から約2時間後の午後4時過ぎに、岡本容疑者が「彼女を殺した」と自ら警察に電話して自首。これにより事件が発覚した。岡本容疑者は逮捕後の調べに対し、容疑を認めており、同署が事件の詳しい経緯や動機を慎重に調べている。
事件の発生と自首
事件当日、岡本容疑者は自宅で佐藤さんと面会。その後、金づちで頭部を殴打するという凶行に及んだ。佐藤さんはその場で意識を失い、死亡が確認された。岡本容疑者は犯行後、自ら警察に通報し、駆け付けた警察官に逮捕された。
現場は札幌市厚別区青葉町の住宅街で、周辺は静かな住宅地。近隣住民は「物音は聞こえなかった」「まさかこんな事件が起きるとは」と驚きを隠せない様子だった。
被害者の人となり
殺害された佐藤紗菜さんは22歳で、札幌市内の病院に看護師として勤務していた。同僚によると、真面目で仕事熱心な性格で、患者からの信頼も厚かったという。突然の悲報に、職場や家族からは悲しみの声が上がっている。
警察は、岡本容疑者と佐藤さんの間に何らかのトラブルがあった可能性があるとみて、交友関係や最近の連絡記録などを詳しく分析している。
今後の捜査
札幌厚別署は、殺人事件として岡本容疑者の認否や犯行に至った経緯をさらに詳しく調べる方針。また、凶器として使用された金づちの入手経路や、事件当日の2人の行動についても捜査を進めている。



