佐賀大学は9月28日、事務部門が使っているシステムの一部でファイルが暗号化され、読み書きができなくなったと発表した。ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による被害が疑われるとして、調査を進めている。
24日にファイル暗号化を確認
佐賀大によると、24日午前8時42分に事務部門から、事務情報システム用のNAS(ネットワーク接続型ストレージ)内にあるファイルが暗号化されていると報告があった。大学はただちにNASをネットワークから隔離したという。
暗号化されたNASには事務部門のみが接続し、プレスリリースなどの文書類の保存・共有に使っている。外部からも仮想プライベートネットワーク(VPN)でつながるという。
学生・教職員への影響と対応
大学は、教育や研究部門、大学病院の診療などには直接の影響はないとしているが、「学生・教職員のIDやパスワードが流出した可能性も否定できない」として、全利用者にパスワードの変更を指示した。
暗号化されたファイルの内容については、現在調査を進めている。