1984年に滋賀県日野町で酒店経営の女性が殺害された「日野町事件」で、強盗殺人罪により無期懲役が確定した阪原弘さん(故人)の再審を巡る5回目の三者協議が7日、大津地裁で開かれた。協議後の弁護団の記者会見によると、元の裁判で有罪立証に使われた証拠の再審での取り扱いについて、検察側が「取り調べしないことに異議はない」と回答した。
弁護側が証拠の取り扱いを要求
こうした証拠の取り扱いは、弁護側が要求していた。証拠の中には、阪原さんが遺体発見現場へ自ら案内したとする捜査報告書や、犯行を自白したとする供述調書などが含まれる。
無罪確定へ、弁護団は「真っ白な無罪に一歩近づいた」
検察側はすでに、再審で有罪主張をせず、新たな有罪証拠も提出しないと表明しており、再審公判で無罪が確定することになる。石側亮太・主任弁護人は「これで再審で阪原さんの有罪を示す証拠は一切出てこないことになった。真っ白な無罪に一歩近づいた」と評価した。
次回協議は10月15日
次回の三者協議は10月15日の予定。再審の初公判の日程は決まっていない。



