大阪府警は14日、無資格でペットショップの犬と猫に抗ウイルス剤を注射したとして、ペットショップ運営会社の社長の男(42)と会社幹部ら計4人を獣医師法違反容疑で逮捕した。無資格注射とは別の薬を横流ししたとして、獣医師2人についても、医薬品医療機器法違反容疑で逮捕した。
無資格注射の疑い
捜査関係者によると、社長の男と会社幹部らは共謀し、昨年1月~今年1月、府内のホームセンターにあるペットショップ4店舗で、犬と猫の計9匹に対し、獣医師の資格がないのに抗ウイルス剤「インターキャット」を従業員に指示して注射した疑い。
獣医師2人は2月、正規の手続きを経ずに、インターキャットとは別の医薬品を会社側に販売した疑い。
従業員の通報で発覚
今年1月、従業員から「獣医師でない店の責任者が子犬に注射を打った。翌日に死んだ」と警察に通報があり、発覚した。この犬はウイルス性の感染症だったとみられ、投与と死亡との因果関係はわかっていない。
府警が会社など関係先を捜索したところ、症状別に投与する薬品名や回数が書かれたマニュアルを押収したという。