「令和8年熊本地震」から1週間となった4日、発生日の7月28日から同30日にかけて被災地で人命救助などにあたった大分県広域緊急援助隊警備部隊の中島勇貴小隊長(32)=県警機動隊=が報道陣の取材に応じ、活動を報告した。
救助活動の内容
同部隊は26人で編成され、熊本県氷川町や八代市などで3件の救助に携わった。活動中には、崩れかかった家屋の傾き具合を慎重に確認したり、暑さによる熱中症を防ぐため、部隊を2班に分けて交代制にしたりと、隊員の安全や二次災害の防止に気を配ったという。
葛藤と感謝
中島小隊長によると、倒壊した家屋に体の一部が挟まっている要救助者の家族から「早く助け出してください」と訴えられたが、すぐには救出できずに葛藤を感じた。一方で、被災者から「けがをしないよう頑張ってください」などと気遣いを受けたことも、印象に残ったという。
中島小隊長は「一分一秒を縮めることが救助につながる。大分でも(有事の際には)早急な救助活動をしていきたい」と話した。



