米紙ニューヨーク・タイムズ(NYタイムズ)は11日、同紙の複数の記者がトランプ政権から連邦大陪審での証言を求める召喚状を受け取ったと明らかにした。新たな大統領専用機(エアフォース・ワン)に安全保障上の欠陥があると指摘する記事を問題視した模様だ。
召喚状の内容と背景
NYタイムズは9日、トランプ大統領が先のトルコ訪問で使った大統領専用機はミサイル攻撃への防衛機能を備えていないと指摘していた。召喚状では、問題視する報道内容には触れずに「連邦法違反」としており、連邦捜査官が記者の自宅を訪れて召喚状を届けたケースもあったという。
NYタイムズの反応
同紙は「記者を威圧し、国民が自国で何が起きているのかについて知ることを妨げようとする試みだ」と批判した。この措置は、報道の自由に対する前例のない攻撃だとしている。
政権側の意図
トランプ政権は、国家安全保障を理由に機密情報の流出を厳しく取り締まってきた。今回の召喚状もその一環とみられるが、NYタイムズは「政権が批判的な報道を封じ込めようとしている」と主張している。
今後の展開
専門家は、この召喚状が法廷で争われる可能性が高いと指摘する。米国では報道の自由を保護する判例が確立しているが、国家安全保障が優先されるケースもある。今後の司法判断が注目される。



