長崎原爆の死没者を追悼慰霊する「万灯流し」が9日夜、長崎市の爆心地公園を流れる下の川と、浦上川で行われた。約700個の灯籠が並べられ、明かりがともされた。
1946年から続く慰霊の行事
この行事は、原爆投下翌年の1946年8月から始まり、現在は長崎原爆殉難者慰霊奉賛会が主催している。灯籠には「平和之灯」などと記されている。
同会の本田魂会長(82)は「やめるという話が何度かあったが、なんとか続けてきた。慰霊の気持ちを抱きながら、灯籠を眺めてほしい」と語った。
訪れた人の思い
東京都から親子で訪れた人(38)は「灯籠を見て、たくさんの人が平和を祈っているのだと感じた。人ごとではなく、原爆の歴史を風化させまいと頑張る方々がいることを知った」と語っていた。



