松江市の美保関地区が国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されたことを記念する式典が12日、地元の美保関文化交流館で開かれた。
選定は「スタート」と市長が決意
美保関地区は、かつて北前船の寄港地や美保神社の門前町として繁栄した町並みが残る地域で、4日の官報告示を経て正式に重伝建に選定された。
式典では、上定昭仁市長が「選定はゴールではなくスタート。町並みの修景や防災対策を進め、次世代に誇れる町にしていきたい」とあいさつ。住民らでつくる美保関まちなみ研究会の定秀陽介会長は「選定を新しい未来をつくる強力な後押しとし、一歩一歩歩んでいく」と決意を述べた。
通知書授与と講演
その後、文化庁の高橋成美・文化財調査官から上定市長へ選定通知書が授与されたほか、都市計画が専門の西村幸夫・東京大名誉教授が「美保関地区のこれから」と題して講演を行った。
青石畳通りで「セキノイチ」
この日は、地元の青石畳通りなどに出店が並ぶ「セキノイチ」もあり、多くの人でにぎわった。



