兵庫県姫路市の姫路護国神社で「英霊顕彰の集い」が開かれ、参加者が第二次大戦の戦死者に思いをはせた。テーマは「GHQ(連合国軍総司令部)が残した傷跡」。極東国際軍事裁判(東京裁判)の実相を紹介するなどして、戦後日本に構築された史観の再考を促した。
「再現!東京裁判」朗読劇で問題点指摘
この集いは、81回目の「終戦の日」を迎えた今月15日、大戦で命を落とした戦死者を悼む「英霊感謝祭」と合わせて開催された。
神社崇敬奉賛会の関係者による「再現!東京裁判」と題した朗読劇では、勝者である連合国出身の裁判官のみで裁いたことや、「平和に対する罪」「人道に対する罪」という事後法で裁かれたことなどの問題点が指摘された。
GHQゆかりの地をバーチャルツアーで案内
また、「GHQが残した傷跡」を巡るバーチャルツアーとして、東京で見ることのできるGHQとゆかりのある地や施設を、同会の役員が画像を交えて案内した。このうち、東京裁判の法廷として使用された旧陸軍士官学校の大講堂が、現在は防衛省の敷地内に移築・復元されていることなどが紹介された。
同会では「多くの課題を抱えた東京裁判で『A級戦犯』なども作られ、靖国神社での合祀(ごうし)が問題視されることにもなった。GHQが戦後日本に残した傷跡は深い」としている。



