静岡県警は18日、生成AIを使って静岡新聞の紙面を加工し、東海道新幹線「のぞみ」が浜松駅に停車することが決まったかのような虚偽情報をSNSに投稿して同社の業務を妨害したとして、浜松市中央区の会社員の男(48)を偽計業務妨害の疑いで静岡地検に書類送検し、発表した。男は「エイプリルフールのネタで投稿した」と容疑を認めているという。
生成AIで紙面を加工し虚偽の見出し
県警によると、男は4月1日、静岡新聞の過去の夕刊1面の写真を生成AIで加工し、「浜松駅に『のぞみ』停車」「JR東海と静岡県が合意」「静岡飛ばし、解消へ」などの見出しを付けてXに投稿した疑いがある。静岡新聞社は投稿を見た人からの問い合わせに応じたり、注意を呼びかけたりといった対応を余儀なくされたという。
「フェイク情報の発信に警鐘」
県警サイバー捜査課の担当者は「災害時などにフェイク情報が発信されると社会に甚大な影響を及ぼす。投稿自体の悪質性に加え、フェイクの発信そのものに警鐘を鳴らす意味で送致した」としている。



