埼玉県警は12日、埼玉県飯能市の山林で見つかった91歳女性の遺体を遺棄したとして、住居侵入容疑で逮捕していたベトナム国籍で住居不定の無職、ファム・カオ・リエン・コン容疑者(33)を死体遺棄の疑いで再逮捕し、発表した。
県警によると、容疑者はこれまでの調べに、遺棄と殺害をほのめかし、窃盗目的で女性宅に入ったなどと説明。捜査関係者によると「周辺の他の家にも入った」などとも供述しているという。
遺体発見までの経緯
発表によると、容疑者は飯能市阿須の山林で7月29日から8月1日ごろ、入間市の丸山絹子さんの遺体を遺棄した疑いがある。
県警によると、丸山さんは7月29日夕に、利用しているデイサービスの職員が自宅に送り届けたのを最後に行方がわからなくなった。遺体は飯能市の山林で8月1日夜に見つかった。司法解剖の中間結果では、死因は不詳だった。
防犯カメラに容疑者とみられる男
捜査関係者によると、県警が回収した丸山さんの自宅近くの防犯カメラには、7月29日の数日前に、容疑者とみられる男が1人で歩く姿が映っていた。また、29日夕以降、周辺を走行する丸山さんの長男の軽乗用車も確認したという。
県警は、容疑者が単独で別の民家に侵入した後に丸山さん宅に入り、出くわした丸山さんを殺害し、軽乗用車で遺体を運び遺棄した可能性があるとみて調べている。
容疑者の供述
容疑者は7月31日、埼玉県富士見市の他人の敷地内に入った疑いで現行犯逮捕された。県警によると、容疑者は丸山さん宅に侵入した理由について「腹がすいていた」「泥棒のために入った」などと供述。出くわした丸山さんの「首を絞めた」という趣旨も述べたという。



