兵庫県警芦屋署は30日、同県芦屋市の男性(65)が、警察官や金融庁の職員を装った男らから、約8億2600万円相当の暗号資産をだまし取られる被害に遭ったと発表した。同署は電子計算機使用詐欺容疑で調べている。
警察官名乗る電話から始まった被害
発表によると、9月5日、警察官を名乗る男らから男性の携帯電話に「あなたの金融機関の口座に19人から、合計2億数千万円の振り込みがあり、19人の被害者から訴えを起こされている」「金融庁の管理下に置いて資産の保全をする方法がある」などと電話があった。
男性は指示に従い、同月7~17日、「ビットコイン」などの暗号資産(約8億2600万円相当)を「ウォレット」と呼ばれるネット上の電子財布に送金した。
友人への相談で発覚
同20日に「保釈金が必要」と電話で言われた後、友人に相談。友人の助言で男性が暗号資産の状況を確認したところ、10回にわたり第三者のウォレットに送金されていたことがわかったという。
同署が電子計算機使用詐欺容疑で捜査を進めている。