京都市伏見区の住宅街の一角に大量の産業廃棄物が積み上げられている問題で、京都市は28日、廃棄物処理法に基づき、宇治市の建設業者「東海テックス」と同社の西川完治社長に対して是正を求める措置命令を出したと発表した。期限は8月31日で、改善されない場合は府警への刑事告発も検討する。行政処分は今月27日付。
保管量を超過、崩落の恐れ
市によると、同社は2021年11月、自社の解体工事で出たコンクリート片やガラスくずなどの一時保管を伏見区の土地で開始。2024年には最大1000立方メートルの産業廃棄物を保管すると届け出たが、昨年秋ごろから明らかに超過した状態が確認されるようになった。
市は口頭や文書での指導を繰り返したが改善されず、崩落の恐れがあると判断。措置命令に踏み切り、同法に定める基準を満たした傾斜にすることなどを求めた。同社は是正に応じる意向を示しているという。



