栃木県大田原市黒羽地域で江戸時代から約200年にわたり伝統の藍を建てる「黒羽藍染紺屋」。そののれんを守る8代目の小沼雄大さん(40)は、脈々と受け継がれてきた県指定伝統工芸品「黒羽藍染」の技を大切にしながら、現代の暮らしに溶け込む染物を追い続けている。
伝統と現代の融合
趣のある古民家風の店舗に足を踏み入れると、ずらりと並ぶ作品の多さに目を奪われる。のれんや壁掛け、うちわ、服飾品といった伝統的な品々だけではなく、藍染めのスニーカーまで並ぶ。
従来の型にとらわれず、新たな表現に挑戦した結果、今や作品数は数十種類に及んでいる。
挑戦を続ける8代目
「自分が欲しいものを形に」と挑戦する8代目の姿勢が、伝統工芸に新たな息吹を吹き込んでいる。藍甕の藍で生地を染める作業は、今も変わらず受け継がれる技だ。



