菊池事件再審請求で検察側が包丁の鑑定嘱託書を開示、血痕なしと記載
菊池事件再審請求で検察側が包丁鑑定書開示、血痕なし

ハンセン病とされた男性が隔離施設「特別法廷」での審理を経て死刑判決を受け、執行された菊池事件を巡る第4次再審請求の即時抗告審で、弁護団は17日、検察側が包丁に関する証拠書類を開示したと明らかにした。開示されたのは男性の関係先から押収された包丁の鑑定結果が記された鑑定嘱託書で、血痕は付着していなかったと記載されていた。

検察側の証拠開示と弁護団の主張

弁護団によると、開示された鑑定嘱託書には、押収された包丁に血痕が付着していないことが明記されていた。弁護団は即時抗告審で凶器や関係者供述に関する6点の証拠の開示を申し立てており、検察側は6月、弁護側が請求した証拠については見つからなかったとする一方、嘱託書を開示したという。

福岡高裁の姿勢と今後の展開

福岡高裁は「証拠は全て出してもらいたい」と発言するなど、証拠開示に積極的な姿勢を示している。弁護団は「証拠リストの開示も含めて求めていきたい」としており、今後も証拠開示の拡大を求める方針だ。

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