インドネシア東部地震の死者47人に、救助活動難航
インドネシア東部地震の死者47人に、救助難航

インドネシア東部フローレス島沖で15日午前に発生したマグニチュード(M)7.7の地震で、少なくとも47人が死亡した。強い余震が続く中、生存者の救助活動が続いている。

地震の概要と被害

米国地質調査所(USGS)およびインドネシア当局によると、震源は同島北沖の海域で、沿岸の町エンデから北西約68キロ。深さは10キロだった。周辺では複数の地点で津波が観測された。

その後、15日午後にはインドネシアの西スマトラ島でM6.9の地震が発生した。震源地は、メダンから南東約126キロ。この地震による津波警報は発令されていない。

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救助活動の現状

国家防災庁(BNPB)は15日午後、同日午前に発生したM7.7の地震による死者数を40人から47人引き上げ、約50人が負傷したと発表した。

地震後に出された津波警報は解除されたものの、余震による倒壊の恐れがあるため、当局は被害を受けた建物には戻らないよう注意を呼び掛けた。すでに数十回の余震が観測されており、最大規模の揺れはM6を超えた。

BNPBのスハリヤント長官は、複数の建物に人々が閉じ込められていると述べ、「これらが災害対応チームの初期ターゲットとなる」と語った。

救助隊員によると、現地では停電が続き、主要道路が寸断されており、救助活動が難航している。

被害の拡大と支援

BNPBによると、インドネシア東部の観光地で発生した地震により、約160軒の住宅や数十の教育・医療施設、その他の公共施設が被害を受けた。

国際赤十字・赤新月社連盟は、避難所にいる約2000人に支援を届ける準備を進めていると発表した。

震源地から西に100キロ以上離れたルテン市に住む大学講師のユリアン・ジュイタ・エカリアさん(37)は「こんなに大きな地震を感じたのは初めて。トランポリンの上にいるような感じで、本当に怖かった」と語った。

家財道具などが倒れ、家の外に避難した際、路上にいた住民らは「恐怖のあまり叫んでいた」と語った。ナゲケオ県に住むヨハネス・バボさん(56)はAFPに対し「人々はパニックになり、あちこちに走り回っていた」と当時の状況を説明した。

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