フライドバイ機緊急着陸、刺されながら乗客守ったインド人機長を称賛
刺された機長を称賛 フライドバイ機緊急着陸でインド人パイロット

アラブ首長国連邦(UAE)の航空会社フライドバイの旅客機で副操縦士が機長を刺して墜落を図ったとされる事件で、インドでは重傷を負いながら緊急着陸につなげたインド人機長への称賛が広がっている。

機長はムンバイ出身のスミット・マッチャールさん

AP通信によると、9月30日にドバイからイスラエルの商都テルアビブへ向かっていた旅客機内で副操縦士が機長を刺した。機体は上空で約4300メートル急降下したが、乗客や乗務員が操縦室に入って副操縦士を制圧した。

イスラエルのメディアによると、乗客174人は無事で、ネタニヤフ首相は負傷した機長が「重傷を負ったにもかかわらず、抵抗して操縦室のドアを開け、乗客と乗務員が制圧できるようにした」と称賛したという。

インド紙ヒンドゥスタン・タイムズのウェブ版は「フライドバイ機墜落の企てを阻止した英雄的なインド人パイロット」の見出しで事件を報じた。

それによると、機長はインド西部ムンバイ出身でドバイ在住のスミット・マッチャールさん。2022年6月からフライドバイのボーイング737型機の機長を務めており、737型機で約1万時間の飛行経験を持っているという。フライドバイに入社する前は、インドの格安航空会社スパイスジェットで訓練機長も務めた。

モディ首相も称賛

モディ氏は1日、自身のX(旧ツイッター)で「インドは誇りに思う」などと称賛した。