8月6日、米軍による広島への原爆投下から81年を迎えた「原爆の日」。この日、平和記念公園(広島市中区)は、静かに祈りをささげたいという市民の願いとは裏腹に、全国から動員された極左活動家らのアジテーションの場となった。広島県警が実力行使に乗り出すと、沿道からは「機動隊がんばれ!」と支持する声も上がった。
前進を繰り返すデモ隊
周辺で行われたデモでは、過激派・中核派が先導する隊員らに前進を繰り返した。見られたのは「平和」とは程遠い暴力性だった。
縮小する内紛
内紛で規模は縮小し、5日深夜には「もはやキャンプみたいだな…」と、ある市職員が公園内の原爆ドーム前に集結した若者らを嘲笑交じりにつぶやく場面もあった。平和記念公園は安全対策の一環として、翌6日午前5時から立ち入りが規制される。矢嶋尋(ひろ)委員長率いる全学連などは規制に対する抗議の意志を示し、同日午前0時から座り込みとデモ集会を決行したが、40人程度にとどまった。



