ハンセン病回復者の国際交流団体「IDEA(アイデア)ジャパン」元理事長の森元美代治さん(88)が16日に死去したことがわかった。悪性リンパ腫だった。
葬儀は近親者のみで
葬儀は近親者や関係者のみで営んだ。後日、「しのぶ会」を催す予定。
療養所での経験と人権回復への取り組み
森元さんは鹿児島県生まれ。中学生のときハンセン病を発症し療養所に入所した。慶応大を卒業して信用金庫に勤めたが、病気が再発し、療養所に戻った。国立ハンセン病療養所多磨全生園(東京都東村山市)の入所者自治会長を務めた。
1996年のらい予防法廃止後、強制隔離政策の責任を問い国家賠償を求めた訴訟の原告として体験を語り、元患者らの人権回復運動に取り組んだ。「IDEAジャパン」を設立し海外の回復者らと交流した。



